チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

長期投資家の買いのタイミング。グランビルの法則の利用。

 米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。いつもつたないレポートを読んでいただきありがとうございます。


 さて、昨日のレポートについて「買いの時期については何を基準にしているか教えてほしい」というメールをいただきました。メールありがとうございます。人にレクチャーできるような知識を持ち合わせているわけではないですが、長期投資家の買いは、指南本に出ているものとは違うところがあると思いますので、レポートをします。もうご存知の内容も多いですのでその時は飛ばしながらお読みください。


 売りを目的としない長期投資家の買いは、いわば「仕入れ」
 私は永久投資を目指しているので、売りはしません。そうすると教科書に出ている売買方法とは自ずと違ってきます。ポイントは「できるだけ安く仕入れる」の1点です。


 安く仕入れできる時期
 できれば安く仕入れたいものです。安い時期は
(1)市場が暴落しているとき。
(2)その業界が売られているとき。
(3)その銘柄が安い時。
 が考えられます。
(1)の市場が暴落中はもちろん買いです。細部にこだわらずにしっかり買いたいものです。でも注意したいのは、値段をチェックしていると、20%くらい下がった時にずいぶん下げた気がしてつい買ってしまうことです。防止するには下がった値幅だけでなく、2~4週間ほど時間をおくといいそうです。


 安値ばかり追い求めていると、結局買えなくなってしまう。
 リーマン後みたいな理想的な買い場を目にすると、普通の値段ではばからしくて買えなくなってしまします。
 でも、資金は市場に置いておかないと上昇時を逃しますし、配当ももらえません。(今の私がまさに当てはまっています)だから私は、「割高」以外は基本的に「買い」と自分に言い聞かせて励ましています。


 チャートは安心感を与える
 全くチャートを見ずに、割安と判断したら買うという方式もあります。素敵です。でも自分にはできません。そんな度胸も判断力もないです。買った後の株価が気になるような性格ですから無理だとあきらめています。
 チャートを利用するのはそのような自分に買いの理由を与えてくれるからです。


 チャートはシンプルに利用します。
 チャートというのは不思議なもので、1年チャートと半年チャートではたった6か月しか違わないのに、全く違った景色に見えます。また、どの移動平均線を使うかによって、買いのサインにもなったり、反対に売りのサインにもなったりします。ですから自分で基準を決めておかないとわけがわからなくなります。
 自分はチャートはヤフーを利用しています。長い方から10年2年6か月と見ます。移動平均線は52週と26週と13週です。長期投資家なのでチャートも平均線も長期の方がわかりやすいという理由です。
 あと指標は出来高とRSI(14)をチェックします。でも売買はしないのでなるべく大まかにとらえられればいいと思っています。


グランビルの法則
「グランビルの法則」というのがあります。みなさんもご存知の法則でしょう。売り買いとも4つのタイミングを示しています。売りはしないので4つになります。
                        参考 日本証券業協会 他

①下降トレンドまたは水平トレンドにある株が200日移動平均線を下から突き抜けたとき。一番利益を上げやすい大事なサインです。
②上昇トレンドにある株が、いったん200日移動平均線を下回ったのち、再度移動平均線を上に抜ける時。押し目買い。
③上昇トレンドにある株が下落して移動平均線に近づくがそのあと再度上昇に転ずる時。押し目買い。
④下降トレンドにある株が移動平均線の下にあり、さらに下落して移動平均線とのかい離が大きすぎる時。(以上説明の文から)
 移動平均線は本来は200日だそうです。これは200営業日という意味でほぼ1年にあたります。ヤフーでは52週がほぼ同じだと思います。移動平均線の期間は短くてもいいそうです。移動平均線を短くとると敏感になります。だましも多くなりますがより早く買タイミングを察知できます。自分は52週を使っています。だましが少ない代わりに鈍感です。
  
 具体的な利用法は
 ④は除外しています。下降中の急落ということですから、いわゆる「落下中のナイフをつかむ」行為に近いです。取り扱い注意です。
 ③は長期移動平均線の上ということは既に割安を通り越しているかもしれません。割安かどうかのチェックがいると思います。
 ②は最も楽な買いです。特に①の時に買えていれば、「含み益を抱えた買い増し」という精神的にもっとも楽な買いになります。
 ①は逃したくないですがだましも多いです。下降トレンド中のケースが多いでしょうが、なにしろ下降トレンド中ですからちょっと上昇してまた下落するのもよくあることです。
 
 少しでいいから①でインしたい!
  と自分に言い聞かせています。理由は、①でインしておけば、②で買い増しできます。この上げ下げは何回もあるのがふつうですから、何回も買い増しして十分の数量を仕入れできます。もし、①を逃すと②のインが小さいものになり、全体の仕入れが不十分になります。もしかしたら、「いいタイミング逃しちゃったな」とか思って②でもインできないかもしれません。
 少量でも持っていることは精神的に心強いです。0株→100株と100株→200株では同じ100株の買いでも、楽さはまるで違います。
 ですから予想と逆になって「高値づかみになっても構わない」というつもりでインを心がけています。でも量的には少しでもいいと思います。(もちろんしっかりと買うのもアリです。自分は肝が大きくないので)


以上チンギスハンでした。長々といたらぬ文をお読みいただきありがとうございました。
みなさまのよい投資を!


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