チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

来るべきチャイナショックに備える(1)

 米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
恒例の山の写真です。もう少しお付き合いください。今日も南です。日本7位の赤石岳3120mです。   

       

 さて、米国株は2万ドル寸前ですね。マスコミも強気です。でもこういう時こそ、考えられるリスクを洗い直して、もしもの時に冷静に対応できるように備えたいものです。
ということで今日は、考えられる最大のリスクのひとつの「チャイナリスク」です。


 2015年8月に中国当局が人民元を2回に分けて5%ほど切り下げてそれがきっかけで世界の株価が急落しました。下はNYダウです。

 実際に中国がどれほど苦しかったかはわかりません。しかし、それよりも私がびっくりしたのは、市場はそんなにも中国経済を楽観して見ていたのか。ということです。どうも、中国については、リスクの認識の基準が甘いように思えます。そして現在はその時よりもリスクはむしろ増えているように思います。


 中国を見ていくうえで注意したいことがあります。日本では中国に対してとても感情的な方が多いです。その手の本も山積みです。でも投資の上では余計な感情は判断を狂わせます。そこで
(1)中国に対してのスタンスは中立です。特に好意的でも悪感情も持たないです。
(2)統計、数字は中国から出てくるものは信ぴょう性に疑問がつきます。したがってあくまで参考として、細かな検証はしないことにします。大まかにとらえたいです。
  ちなみに自分は政治的、思想的な信条は持っていません。


 GDPでみると中国の経済は巨大だ。  (世界経済のネタ帳より)

 米国の3分の2、日本の2倍もあります。予想ではそのうち米国を抜くそうです。当然この巨大な経済圏の変調は、大きく世界経済を、市場を揺さぶります。その覚悟が要ります。


 中国の経済はすでにピークアウトしている。
 頼みの輸出が頭打ちで、(前年割れが続いている)さらにトランプ政権は中国に対して強腰ですから今後は予断を許しません。これから中国からのニュースはグッドニュースはないように思います。
 「世界の工場」としての成長が止まった今、新たな成長の方向を見つけなければなりません。アナリストの意見を見てみると、「内需拡大によりソフトランディングに向かう」という論調が多いですが、かなり甘いと思わざるを得ません。どこかの小国ならいざ知らず、経済規模があまりに大きすぎます。10兆ドルを超すGDPを持つ国がそんなに簡単に、方向転換ができるとは思えないからです。たとえて言えば、新日鉄が、コンビニチェーンをやります。くらいでしょうから、想像を絶する困難が予想されます。
 今は手っ取り早く不動産開発で数字を合わせている感じが強いです。そして現在不動産はバブルのなかにあります。これもいつはじけるか予断を許しません。


 指導部の権力闘争が経済より優先しているようだ。
 経済的難局が続く中で指導部の結束は何より重要です。しかし指導部の中で、経済担当は李 克強首相ですが、今権力闘争のさなかにあります。前世代の、胡錦濤主席と温家宝首相は、集団指導ということでそれなりにうまくやっていて安心感がありました。
 現在の習近平と李克強は、その闘争が表に出ているくらいですから、とてもいい協力関係ではないでしょう。ここでは、指導部の考察はしませんが、習主席の権力志向は、遠くから見ていても、ひしひしと伝わってきます。
 古来、独裁者がその権威を高める最良の方法はNO2をどれだけ低くおとしめることができるか。といわれています。事実、歴史上の君主の欲のために命を落とした、宰相は数え切れません。中国での最強の例は、中国歴史上最も人気のない王朝創始者である明の洪武帝だと思います。宰相の胡惟庸は一族郎党3万人が無実の謀反の罪で殺されています。
 李 克強は優秀で出身母体の共青団は大きな勢力なようですが、勝ち目はないと思います。習近平については詳しく知りませんが、経歴をみると、権力闘争は得意なようです。人間取り柄はあるものです。経済では、習近平は李克強の足元にも及ばないでしょうが、権力闘争ではその反対でしょう。


 習近平はわかりやすいベタな君主に思える。
 習近平は、太子党と言われています。太子党とは、親が共産党の要職にあった人をいうそうです。イメージからすると「おぼっちゃま」です。でも、中国は1962年~1978年の長い間「文化大革命」の嵐の中にありました。
 習近平の父の習 仲勲という方は生粋の革命戦士で、骨のある人物だったそうです。中枢から干されるのを承知で親分の胡耀邦総書記をかばったそうです。並の人間にできることではありません。その血は習近平にも受け継がれていることでしょう。文革時代、父は革命の敵で本人は、7年間「下方青年」として農村で過ごしています。そこで、共産党に入党し幹部にもなっています。あとは紆余曲折を経て出世していきます。女性にももてたようです。
 つまり、太子党という過保護の先入観で見るのは間違っているようです。むしろ裸一貫でのし上げってきた人にも負けない「ど根性」があります。「肝のすわった」人物とも言えます。ほめているようですが、このような人物は決して、「守り」の人ではないということです。何をしでかすかわからないともいえます。


  習近平の考えは私たちの常識とは違う可能性がある。
 李克強は学者ですから、中国の経済を本気で立て直したいと思っているでしょう。でも、これは私の予想ですが、習近平は、経済や自国民の生活より、「革命の遂行」、ありていに言えば自分の権力保持の方を優先するのではないでしょうか。この点は、先進国の人たちは、「まさか一国のトップが自分の国を窮地に立たせる訳がない」と考えがちですが、そうでない場合もあり得ます。前例があります。そうです。毛沢東です。
 
 毛沢東は、あらゆるマイナスを押しのけて文化大革命を強行した。
 周恩来を初めほとんどの指導者の反対を押し切って、毛沢東は文革というクーデターを敢行しました。中国の発展を20年は遅らせたといわれています。もう論理や常識の通じる世界ではありません。でも、実際に文革は行われました。そしてそれを習近平は身をもって経験しているのです。かれの中に「すべてを捨てて革命の原点に帰る」という選択肢があっても不思議ではありません。そしてそれを乗り切れる自信を持っているのでしょう。習近平は毛沢東の再来だともいわれています。不気味なことです。
 
長くなりましたので「中国経済が混乱したとき私たちはどうする」は次回にします。


以上長い記事をお読みいただきありがとうございました。
チンギスハンでした。
それでは、みなさまのよい投資を!


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よろしくお願いします。


 



 


 


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