チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

2017年米国株戦略(2)年後半を占う。

 米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
今日の山は昨日に引き続き人気スポットの北八ヶ岳、北横岳2480mです。綺麗さでは南八に勝るとも劣りません。縞枯れがきれいです。

  

さて、今日は昨日に引き続き2017年の展望を一緒に考えたいと思います。
(昨日の記事2017の前半のまとめ)
トランプ政権が発足して100日まで、4月の末までは動かない方が賢明だ。理由はトランプ政権がどう進むか予測がつかないこと、特定の企業や業界についての口撃があるかもしれないから。という内容でした。今日は4月以降を考えていきたいと思います。記事の性質上予想が多いです。


2017年4月以降の予想。
1 利上げ
(1)3月利上げ確率10%
 政権発足すぐには、利上げはしにくいでしょう。よほど数字がそろわない限り、「ない」と予想します。ただし、ない場合でも、その後の利上げをしやすくするため各地の連銀総裁からのタカ派発言(上げるぞ)はかなりあると思います。
(2)6月利上げ確率 90%
 6月はFRBとしては上げたいでしょう。よほど数字が悪くない限りあると予想します。
(3)9月利上げ確率。50%
 9月は数字次第だと考えます。したがってニュートラルの50%。ない場合でも同様にタカ派発言をして、地ならしするでしょう。
(4)12月利上げ確率。9月アリなら50%、ナシなら80%。
 12月は9月にできたかどうかが大きいと考えます。9月にできていれば、恰好はついているので、数字次第でニュートラルの50%。
9月にできていなければよほど数字が悪くなければしたいでしょう。したがって80%。
 総合すると、年間で2回ちょっと、という予想になります。


2 米国株価
 先日の、米国大手証券のレポートも参考にすると、2017年の米国株、S$P500指数(1/16現在2270)とダウ(現在19885ドル)は(テロとか大きな事件が起これば別です)
(1)4・5月高値2400(5.7%高GS&JPM予想と同じ)ダウ21000ドル(6%高)
(2)後半安値。2100(7%安)ダウ18500ドル(7%安) 
と予想します。低めの予想ですが、今年の伸びの大部分は既に織り込み済みと考えるからです。今後よりプラスの材料がでる可能性と、マイナスの材料がでる可能性では、どちらかというとマイナスの方が多いと見ます。強気のGSゴールドマンサックスでも後半は伸び悩みになっていましたね。


3 米国デフェンシブ銘柄
私が買いたいデフェンシブ銘柄の株価は
(1)年前半・・・横ばい
(2)年後半・・・小幅下落または一時今より10%程度下落。
と予想します。理由は、利上げがマイナスに作用することです。


4 米国以外
(1)ましな国・・・日本、ロシア、カナダ、他
(2)厳しい国、地域・・・欧州、中国、韓国、メキシコ
(3)ニュートラル・・・アセアンは米国はプラス、中国はマイナスで差引ニュートラル
中国の減速は明らかなので、関係が深い韓国、ドイツ、は影響があると思います。日本は中国はマイナスですが、米国のプラスの方が大きいと思います。


5 ドル円
 トランプ政権がドル高政策をとるとは決まっていません。GSゴールドマンサックス出身の財務長官の時はドル高だったといわれています。今度のムニューチンもGS出身なのでドル高だと決めている方が多いです。しかしムニューチン氏はGS出身とはいえ、前の二人のルービン氏、ポールソン氏が現職の会長とかCEOだったのに比べGS在職は2002年までの17年間です。会長でもCEOでもありません。もちろん敏腕なのは確かでしょうが、格下感はあります。大統領選の論功行賞の面もあるでしょう(選挙の資金担当)。ゴールドマンがウオール街の代表して送り出したとはいえないと思います。
 中西部の工業地帯の復活を目指すトランプ政権がドル高を望むとは思えませんから、過剰なドル高期待は禁物と思います。ただし、ドル高は望まないけど結果としてドル高になる要因はあります。企業が海外にため込んだ2.5兆とか3兆ドルの資金の米国還流が決まればドル高になります。他のドル高要因としては
①世界の中で相対的に唯一好調で金利上昇も期待される米国に資金が集まりやすい。
②シェールオイルでエネルギー自給が進み輸入が減っている。
③政権が貿易赤字を気にして、減らそうとしている。
一方日本の貿易収支も好転しているので、円高要因もあります。総合するとドルも円も強いということになります。ドルと円では、政権の政策などで微妙に強弱が入れ替わる神経質な展開とみます。したがって今より10%程度ドル安の局面はあると考えています。


6 デフェンシブ銘柄を買う自分の立場で考えると。
 困るのはすべての株がどんどん値上がりして買い時がなくなることです。しかしその可能性は低いと思います。
 それ以外は、デフェンシブ銘柄が上がって買いにくくなる展開はなさそうです。ドル円をにらみながら、自分の決めたライン(今より10%程度下)まで下げれば「買い」の作戦で行こうと思っています。もちろんそれ以上に下げることがあればなおよしです。


(今日のまとめ)
1 トランプ政権の大筋は4月末までにわかる。そこでもう一度見直し。
2 米国株が今年大きく上昇する確率は高くない。
3 どちらかと言えば、後半が期待感剥落で弱いか?
4 デフェンシブ銘柄の買いはドル円を加味して、チャンスに出動。今より10%程度の下げは一時的にあるか。
5 ドルも円も強い。したがってドル円の動きは神経質か。今より10%程度のドル安もあり得る。(これは完全に予想です)


以上いつもどおりつたない記事をお読みくださりありがとうございます。
今までのレポートの内容との重複もありました。ご容赦ください。
みなさまのよい投資を!


追伸
今日は米国は「I have a dream.」の名演説で知られるキング牧師の生誕記念で祝日です。個人の生誕日の祝日としては唯一だそうです。(イエスキリストを除く。ワシントンとリンカーンはセットで祝日だそうです)


お願い
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よろしくお願いします。

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