チンギスハンのブログ。リスク最小、ストレス最小の米国株永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

トランプのドル高けん制口撃の相手は、日本円しかない。

 米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 近畿地方には日本百名山が2か所しかないんですね。その貴重なうちの一つ大台ヶ原山奈良県1695mです。ずいぶん切り立った形ですね。きっと修行の場だったのでしょう。

     

 さて、トランプの「ドルが強すぎる」という発言があってドル円が乱高下しました。英国のメイ首相の発言もありました。112円台まで円高が進んで今は114円台です。為替の問題は大事なので、しつこいようですが整理してみたいと思います。どうぞお付き合いください。


今までの経緯
1 トランプ政権は「ドル高」というのが確かな根拠なく独り歩きしていた。
 以前の記事で、「トランプ政権はドル高とは決まっていない」と述べさせていただきました。しかし、各マスコミで「トランプ政権はドル高政策だから円安」というのが規定事実のように語られていました。その根拠は、①共和党政権はドル高政策をとる②ゴールドマンサックス出身の財務長官のルービン、ポールソンはドル高政策をとった。の2つでした。例によって、マネー系雑誌はもとより「週刊現代」や「週刊ポスト」の一般週刊誌まで、「すわ円安で日本株は暴騰する」と煽る始末です。いかに売るための記事とはいえ、本気にする人も多いと思います。


2 今回の発言で、「ドル高政策」は変更か?とまた迷走している。
 トランプ氏の発言は、英語では、「Our companies can’t compete with them now because our currency is too strong. And it’s killing us.」です。(ウオールストリート紙)「ドルが強すぎる」といっています。しかしこれをもってドル政策はまだ判断できません。なぜなら2通りに取れるからです。
①素直にドル高は困る。②基本的にドル高は仕方ないが今の水準は高すぎる。
首脳が為替に対する発言は本来はご法度です。それをあえてしたのは、やはりドル高が米国の製造業のネックになっているからでしょう。「おれはみんなのこと考えているぞ」というアピールでしょう。私は、②の可能性が高いと思います。


3 今ははっきりと「ドル高政策」をとる必要性はない。米国以外に有力な投資先はないから。
 今日の日経新聞の「ドル高政策の」解説を読むと、「過去はドル高政策によって世界から資金を呼び寄せ経常収支の赤字を埋めた」とあります。
 しかし、現在の状況はそんなに無理をしなくても資金は米国に向かっています。むしろ集まりすぎが心配です。以前ブラジルで、流入資金が集まりすぎて過熱を心配したルラ大統領が流入を制限しましたが、現在の米国はそれに近いです。無理に「ドル高」にする必要は全くありません。投資資金はまずは米国、次に日本に向かっています。それ以外にないからです。


4 いいかげん、「ドル高」と決めつけるのはやめたほうがいい。
 日経新聞の同じ欄には「ドル高政策をやめると資金が集まらないおそれがあり懸念される。」とあります。願望が記事になった感じです。日本では「円安」が世論なので、「円安」は受け入れられやすいです。でも、先入観は正しい判断を鈍らせます。今の米国から資金が流出することなどありえません。


5 消去法で資金は米国そして日本に向かわざるを得ない。
 今の世界で、投資資金の向かう候補はとても限られています。
 ①中国の減速はだれの目にも明らかです。②欧州はEUそしてユーロが解体の危機にあります。③英国も嵐の中にあり今後の予想がつきません。④新興国は怯えています。
 残るのは、まず米国そして次点が日本、番外編でロシアということになります。


6 ドルのカウンターパートナーは円しかない。
 トランプが異例の不満を表明しましたが、相手通貨は限られます。これも消去法で行くと、①ユーロ。ユーロがいつまで存在できるかは、専門家でもわかりません。ドルの相手としては力不足です。②円。③ポンド。EU離脱で先が見えません。④人民元。中国の通貨当局は今回のトランプ発言を「よくぞ言ってくれた」と喜んでいることでしょう。中国は、人民元の先安観から資金逃避(キャピタルフライト)が止まりません。貴重なドルを費やして人民元を買い支えていましたが、ほっと一息ということでしょう。
 つまり、世界のメジャーな通貨では、円以外にドルの相手になる通貨は見当たりません。ドル除けば円は世界最強通貨です。日本の経済や見通しも悪くありません。米国がドル高を是正したいとすれば、相手は円にならざるをえません。
 下はユーロドルとドル円の長期チャートです。(ヤフー)

7 今より10%ほどドル安円高の105円周辺が落としどころか。
 米国が今の為替水準が不満だとすると、どの辺ならいいのかということが問題です。いつも問題になる、購買力平価ですが、100円~105円を用いているところが多いですが、これはいくつかある平価の一番都合のよい数字です。私は、85円~90円あたりが実勢に近いと感じています。ちなみに2016年のビッグマック指数では、米国5.04ドル日本370円で1ドル73.4円になります。でも日本ではファーストフードは安く抑えられている気がしますから、これはちょっと円高過ぎると感じます。
 米国からすると、他に強い通貨がないので(ドイツマルクの復活が期待される)日本円との間で調整するしかありません。もちろん為替介入などはできるはずもありません。
 ですから「口先」でいろいろ介入して、今以上にドル高が進まなければOKというのが本音ではないでしょうか。以前の記事にも書きましたが105円周辺が日米双方が無理のない水準ではないでしょうか。
(日本では円安はどれだけ進んでも構わないとという生粋の円安論者も多いですが、輸入物価の高騰も招くし弊害も多いと思います。特に庶民には円安のメリットは感じにくいです。また、今の中国の窮状を目にすると、あまり調子に乗って円安を喜んでいいものかと感じます。やはり適度な為替水準がいいのではないでしょうか)


今日のまとめ
1 米国の通貨政策はまだわからない。「ドル高政策」と決めるのは危険。もしかしたら、資金は勝手に集まるのではっきりと表明しないかもしれない。
2 ドル高要因が多い現在、さらなるドル高が進むのをけん制したと考えられる。
3 円以外にドルに対抗できる通貨はない。


以上いつも通りのまとまりのない記事でした。
みなさまのよい投資を!


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よろしくお願いします。


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