チンギスハンのブログ。米国株永久投資を目指します。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金では足りないので米国株投資で補います。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

迷走のトランプ政権はリスクがいっぱい。

米国株投資家のみなさまこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
今日の日本百名山は岐阜県・長野県の境にある恵那山2191mです。美濃の最高峰です。恵那神社もあり神話にも登場します。役行者とも関係あるそうです。

     

 米国株は高値圏にあります。その中で、ヘルスケアは、比較的安いし、トランプとの「手打ち」もできたようなので、昨日JNJとPFEを少し買いました。
 さて、トランプ政権が予想以上に混乱しています。わかったことと今後の展開をまとめてみたいと思います。経済に関する内容に絞っています。
1 自国の産業と雇用を優先する。
(1)米国の企業に米国内に工場をつくらせて雇用を確保しようとしている。

 米国企業にとって利益につながるとは思えない。ただの人気取り。
(2)メキシコや中国からの輸入を制限しようとしている。
 米国企業には明らかにマイナスです。ウォールマートなどの小売は直接影響を受けます。100円ショップ(米国では1ドルショップ)の製品を米国で作れないのは明らかです。米国の雇用が増えることもありません。アップルもアイフォンを海外で安く作らせて大きな利益を上げています。今更米国で単価の安い製品づくりはできません。
(3)ドル高を嫌っている。
 自国産業の輸出のために、ドル高を是正しようとしています。中国やドイツや日本を攻撃しています。しかし、トランプ政策がドル高を招くものばかりです。大きな矛盾を抱えているため、すんなりドル安になるとはとうてい思えません。ただ、ドル円は円が本来の実力から(購買力平価、私は85円~90円を採用している。100円~105円の指数もある)現在25%程度上振れしています。日銀の政策が今後制限されることを考えると、105円程度のドル安に向かっていくと考えられます。それで米国の工業の競争力がつくとはとても思えないし、日本もその程度なら十分大丈夫だと思える。
(4)通商条約を2国間で結ぼうとしている。
 TPPを破棄しました。多国間でのオープンな通商ルールではなく、実力差を背景にした2国間ルールをつくろうとしています。どの国も、巨大な米国市場を失いたくないので譲歩するしかないからです。つまり「足元を見て買いたたく」不動産屋の本性が出たというべきでしょう。もちろん、長い目で見ると米国の国益には反します。でも、短期的にしかみられないのでしょう。
(5)貿易赤字を、2国間で減らそうとしている
 米国の貿易赤字は2016年で約5023億ドルです。そのうち対中赤字が約3470億ドルと巨額です。日本は2位で689億ドル以下3位がドイツの649億ドル4位がメキシコの632億ドルとなっています。赤字に敏感になるのは企業家の宿命かも知れません。まだ政治家ではないのでしょう。政治家なら、「相当巨額の赤字」でも信じられないほど気にしない人が多いですから。(日本の政治家で巨額の財政赤字を本気で心配している人は少ない)
 中国に関しては深刻です。そうでなくとも、輸出が減少して、ほとんど「死に体」の中国からの輸入を制限すると、中国の減速を加速させる可能性が高いです。習近平は自分の権力闘争の勝利にしか興味がなさそうです。中国の経済不振は歯止めが効きません。不振の波はオーストラリア等資源国、ヨーロッパ、韓国、アセアン、日本、米国の順番に連鎖するでしょう。世界的には、米国のプラスを打ち消して、差引して大幅なマイナスになるでしょう。世界的な景気後退に陥る可能性があります。中国への牽制がトランプの口だけのおどしであることを願っています。 
(6)議会ともうまくいかない。
 トランプの政策がすんなり議会を通過することはなさそうです。もし、トランプが議会の妥協案を飲まなければ、公共事業や、減税の法案そのものが成立しなくなります。市場は、政策実行をかなり織り込んでいますから、法案の審議が難航するたびに、株価も上下することになります。
(7)FRBが我慢できないかもしれない。
 FRBともうまくやれそうにありません。FRBは優秀なエリートの集まりですから。できるだけトランプの意を汲もうとするでしょうが、トランプの「利上げするな」などの「むちゃぶり」に我慢ができなくなる可能性が高いです。利上げも混乱することでしょう。結果として、利上げが遅れ、また、回数が減って、景気が過熱するインフレ懸念があります。


まとめ
1 すべては、トランプの個人的な資質や傾向に大きく左右される展開だ。
2 すべてが順調にいくシナリオはまず考えにくい。
3 トランプ政権の悪い面がでてくると思われた年後半を待たずに、失望感から年中盤から株価の下落が始まるかも知れない。
4 欧米は地理的に離れていることもあり、中国に対して楽観視する傾向があるが現実は相当に危険な水域にあると思われる。これ以上追い込まれると何が起こるかわからない。
5 あらゆる波乱を想定しておく必要がありそうだ。
以上、今回はトランプ政権に辛口の内容となりました。 


なるべく主観は排除して冷静に検証したつもりです。長い文ですが、みなさまの何かの参考になれば幸いです。みなさまのよい投資を!


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