チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

PER低く上昇余地の多い保険銘柄、MET、PRUどちらが買いか?

米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
さて、今日の日本百名山は大分県の九重山1791mです。咲き誇るミヤマキリシマが圧巻です。5月末から6月中旬だそうです。今度はその時期をねらって行きます。

  

 さて高値圏にある米国株です。市場参加者は今が一番楽観の中にあるとありました。こういう時は、「そううまくいくもんか、下落するに決まっている。」と考えるべきか、それとも、「どれどれ、俺もちょっと参加してみるか」と考えるのか、悩ましいところです。ともあれ、研究第一です。今日は、今回の上昇の原動力となった金融株の中で買えるものはないか検討しました。対象銘柄は
①一番勇ましいGS、トランプ政権の主要メンバーにも複数送り込んでいます。
②JPM、モルガン財閥、投資銀行部門も強い。かなり肉食系。
③WFCウエルズファーゴ、一番おとなしい草食系の銀行(現在不祥事謹慎中)
④METメットライフ生命
⑤PRUプルデンシャル生命


主要データは(2/13楽天証券)
①GSゴールドマンサックス 242.72ドルPER12.72配当2.79%時価総額965億ドル
②JPM 87ドルPER13.3配当2.05%時価総額3113億ドル
③WFCウエルズファーゴ 56.86ドルPER14.25配当2.67%時価総額2852億ドル
④METメットライフ生命 52.91ドルPER10.24配当3.02%時価総額579億ドル
⑤PRUプルデンシャル生命108.75PER10.78配当2.75%時価総額466億ドル
ずいぶん上昇してきた印象がありますが予想PERをみるとすべて15以下です。一考の余地がありそうです。中でも、保険銘柄は出遅れ感があります。金融銘柄では3%超の配当は少なくなってきました。なのでMETは貴重です。
(予想PERはサイトにより差があります。自分のサイトでご確認ください)


上昇余地が大きそうな保険分野から、METとPRUを検証します。
数字から見るとこの2社は非常に似ています。「たばぞう」さんのブログに詳しくて適切な解説がありますのでご覧ください。ここでは簡単な数字だけあげます。各年のEPSと配当です。
    ①MET    ②PRU
2012 1.08ドル0.74ドル 1.07ドル1.60ドル
2013 2.93ドル1.01ドル△1.47ドル1.73ドル
2014 5.48ドル1.32ドル 2.96ドル2.17ドル
2015 4.61ドル1.48ドル 12.37ドル2.44ドル 
2016 0.63ドル1.58ドル  - 2.80ドル
2017予5.16ドル1.64ドル 10.09ドル3.06ドル
どちらもずいぶん変化が大きいです。2016年4Qではどちらも多額のデリバティブ損失を出しています。(METが21.3億ドル、PRUが8.2億ドル。)かなりあぶない投資もしているのでしょう。それだけ稼ぐのが難しかったということでしょう。金利上昇で投資環境は改善が期待されます。最近の決算と見通しでは、PRUの方がいいです。それを受けて株価も上昇しています。
 
得意分野は、PRUが企業向けが強く、METは個人向けが強いようです。


次にチャートを見てみます。各10年です。①METと②PRUです。

どちらも波は大きいです。リーマン後からの上昇率はPRUが大きいです。売買益狙いならPRUがよさそうです。次に6か月です。

トランプ以降の上昇率は約10%です。長期移動平均線からのかい離率は15%上です。

トランプ以降の上昇率は約28%です。長期移動平均線からのかい離率は31%です。
現在の状況はRSIが65位で高め、またグランビルの買いのケース③に当てはまるようです。(上昇トレンドにある株価が移動平均線に接近するが交わらず、さらに離れて上昇していく。ただこれは私の見方です。)
 ずいぶん上昇してきているので今が高い印象を受けますが、株価200ドルでもまだ予想PERは20ほどです。ですから今後2、3年のうちに現在の2倍くらいの上昇余地は十分あり得ます。PRUで昨年は70ドル台の安値もあったので、その時買えてればと、今見ると惜しいですが、その頃は下降トレンドにあり、チャート的には買える状態ではなかったように思えます。


 金利上昇で投資環境が改善すると、保険分野の恩恵は大きいです。ですからどちらもそれなりには業績も株価も伸びていきそうです。ただ、差は結構つくように感じます。(PRUの方がこれからも上昇は大きそうだ)ですから値上がり益もねらうならPRUの方がよさそうです。ただ売らない私のような場合は、現在の魅力が少ないMETの方が割安でいい面もあります。だから両方買うのが無難かと思います。(私の見解です)


今日のまとめ
1 金融セクターの中では保険が割安に感じる。
2 METとPRUは似たような大きさだが、当面の業績はPRUがよさそうだ。
3 PRUの方が今後の上昇が大きそうだ。売りもされる方はPRUが有利か?
4 永久投資では、現時点では何とも言えないので、両方を1:1で買いたい。
5 デリバティブで両社とも大きな損失を出すなど、リスキーな運用もしている。
以上、いつもながらつたないレポートでした。みなさまの何かの参考になれば幸いです。


追伸 「たばぞう」さんのブログは詳しくてわかりやすくよく読ませていただいています。今回も参考にさせていただきました。お礼申し上げます。


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よろしくお願いします。



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