チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

シニアのための安全で失敗しない投資術。NO2。投資資金は必要最小限でいい。

 米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久投資をめざすチンギスハンです。
 シニア対象なのに多くの方にご覧いただきありがとうございます。
前回は、投資対象として、株式以外を検討しました。今日は本命の株式投資編です。


まず株式投資の弱点から始めたいと思います。


1 投資で動くお金が大きく、実生活とのかい離が大きすぎる。
 私はこの点が一番の問題点だと感じます。株式の1%の上下で、5千万円の投資資金だと50万円ということになります。現役の方でも大きなお金ですが、退職者にとっては、毎月の収入では普通は得られないお金です。つまり一日のマイナスをひと月ではリカバリーできないのです。日々の生活のお金からはかけ離れています。まして、4~5%くらいの動きも年に何回かは起こります。それぞれ200万円、250万円という金額です。
 この生活とのかい離がストレスを生みます。ですから、できれば投資対象は変化が小さい方がいいし、金額も大きくない方がストレスは小さくなります。これが年金などで十分な収入がある方は、投資をしない方が幸せかもしれないという根拠です。


2 投資のリターンの額は、ストレスと引き換えだ。投資資金は必要最小限でいい。
 シニアの場合は、残りの時間が計算できますから、だいたいの必要な額がわかります。欧米に比べて日本人は死ぬまでお金を貯めたがるといわれます。国民性でしょうか。
 投資と日々の生活とのギャップをストレスととらえると、投資資金は「多ければいい」とはいえません。むしろ、「少ない方がいい」と考えます。
 私の米国株の候補を等分に買うと平均配当は3.85%で税抜き3.08%。月10万円の配当に必要な投資額は3896万円になります。そして、元金は減らないことになります。私の場合は年金が月に10万円なのでこのくらいを目安にしていますが、年金がもっとある方はより少ない投資資金で十分だと思います。
 あるいは、初めはもっと投資資金が少なくても、何年か経って株式が上がれば同じことになります。


 年金額や、家族構成、持ち家の状況やライフスタイルによって、必要な金額は異なります。どちらにしても、週刊誌等で言われているほどのお金がいるとは思いません。
 株式投資のいい点は、必要でないお金は再投資に回せる点です。


3 年金生活者の一番の敵はインフレだ。
 といわれます。日本では、長くデフレが続いているので、インフレに対する抵抗感がなくなっています。しかし、この点は、十分に意識しておく必要があります。また、投資が必要なのもこの点からです。もし、インフレが起こらないのなら、年金で足らない分は、今あるお金を、年数で割って取り崩せば済みます。しかし、インフレが起こると全く世界が違ってきます。そして、歴史はインフレが起こることを示しています。
 政府も日銀もインフレを願っています。なかなか成功しませんが、いずれ成功するでしょう。いったん、インフレが起こると、それが2%程度の都合のいいもので制御できるかどうかはわかりません。(制御できるといっている学者が多いです。でも、それができるのなら、なぜ今日銀の必死の努力にもかかわらず2%のインフレ目標が達成できないのでしょう。つまり、そう簡単にインフレにもできないし、制御もまたできないということです。歴史には忠実にあらねばなりません。今回だけは違うということはないのです。)


4 インフレに強い資産は?
 インフレに強い・・・不動産、コモデティ(金など)、株式、
 インフレに弱い・・・現金、国債
と一般には言われています。
 最強をねらうなら、できるだけ借金して、不動産を買うことでしょうか。
でも、私はインフレに対抗できれば十分と思います。不動産は前回の検証で地方では難しいと結論しました。(リートは別です)そうすると、必然的に株式になります。金はお好みでという感じです。


5 株式投資がインフレに強い理由は。
 「その国の成長を取り込める」からといわれます。成長が見込めるあるいは、衰退しない市場を選ばなければなりません。シニアとしては、そんなに成長しなくても、現状維持ならOKと考えます。成長市場はリスクも大きいからです。そうすると、先進国が対象となります。米、欧、日です。


6 どの市場を対象とするか。
 選択肢は
①米、欧、日をETFで買う。
②日本を中心に買う。
③米を中心に買う。
 数年前の、FPのつくるシニア向けの代表的なプランは、
40%・・・日本債権
20%・・・先進国債権
20%・・・日本株式
10%・・・国外株式
10%・・・リートなど
日本が70%なのは、為替リスクを避けるため、みたいな感じです。
債権が多いのは、「株式はリスクが高いから」という理由です。
私が違和感を感じたのは、これでは「インフレへの対抗」になっていない。という点です。日本の株式市場は世界の7%ほどなのに、それが株式の三分の二というのも変です。
 最近は、外国の割合が増えて、株式の割合が増えています。時代によって割合が変わるっていうのは何なんでしょう。日本の年金の運用先も、外国株が増えていますね。流行があるんでしょうか?


私は米国市場を選びました。その理由は次回にさせてください。


以上です。ご意見もどしどしお願いします。


お願い
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よろしくお願いします。

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