チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

今後のドル円は日本政府次第。リスクに備える米国株投資。

米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 さて、原油価格が下がっています。3/11 WTI48.49ドル(-1.6%)
米国在庫が多い点がマイナス材料だそうです。原油安の割に、石油株は下がっていません。どうしたことでしょう。長期的には連動すると思いますが。
 原油価格については、減産合意の期限が切れる5月に注目しています。減産合意の延長の必要はない。というのがサウジの意見だそうです。意味はよくわかりません。減産合意の再締結はないというのがコンセンサスとなっています。いずれにしても5月以降に注目しています。夏頃には石油株のいい買い場がくると期待しています。

 以前の記事の続きで、「今後の為替予想」を載せる予定で何回も記事を書きましたが、実は詳しい予想はしないことにしました。もちろん予想が難しいこともありますが、自分の予想に自分が縛られてしまい、今後の投資に悪影響がでると思われたからです。
 また、どんな事件や出来事が起こるかもしれず、為替の行方はまさに「神のみぞ知る」です。もちろん米国株投資はドル円の影響は大きく受けるわけですが、それに縛られて動けないというのでは、「本当の投資家とは言えない」と自分に言いました。


 思えば、この米国株のブログに参加させてもらって得た、大きな収穫は、みなさんしっかり買っているということです。愛読している、「バフェット太郎」さんや最近では「不良中年・・・」さんは、投資スタイルの差はありますが、高値圏にもめげずしっかり投資を続けていらっしゃいます。バフェット太郎さんがおっしゃるように、いつまでも待ち続けて、「いつまでも投資しない投資家」というのも変ですし。
 おかげで、私もこの4か月で目標の25%ほど仕込むことができました。もちろん、今後、より条件がいい買場はくるとは思いますが、高値圏で買えない投資家は、安くなったら安くなったで、「もっといい買い場があるだろう」と見送る可能性もまた大です。


 ということで、「今後のドル円を予想する」と前回言いましたが、申し訳ありません。
何かの参考になればと思い、今まで下書きで書いた草稿の抜粋

を載せます。


<参考>
 米国の姿勢ははっきりした。あとは日本の対応次第。
15日のFOMCでは、利上げが確実になりました。米国は「教科書通り」「セオリー通り」に動いています。トランプを除けば、比較的堅実な金融運営と言えます。ですから、ドル円では、日本の今後の対応がポイントになります。これは政治ですから読みにくいです。


 円安でメリットがあるのは日本人全員ではない。
2012年暮れの総選挙で自民党が大勝してから、「円安」「金利安」が進みました。これによって、大きなメリットを得た人たちや団体はもちろん多いです。
(円安・金利安でメリットを受けいる人たち)
①政府・・・国債の利払いが減る。
②日銀・・・買い入れた国債の値下がりリスクが減る。
③輸出企業・・・儲かる。輸出がしやすい。
④日本株投資家・・・値上がりで儲かる。
⑤不動産投資家・・・金利が安くて助かる。
(円安・金利安メリットを受けない人たち)
①金融機関・・・運用で利益が得られない。特に地方金融機関。
②中小企業・・・円安で材料費が上がる。
③一般国民・・・金利安で金利が得られない。特に年金世代。
 トータルで見ると、メリットを受ける人たちの、金額が膨大です。企業の内部保留額は313兆円(2016年9月)と膨れ上がっています。一方、金利を得られない家庭の逸失利益は、微弱です。だから政府は、円安を志向しているのでしょう。


 米国の圧力で、日本がどう動くかは現時点ではわからない。
 米財務長官のムニューチンさんは、G20で、為替をテーマにすると明言しました。対象国は、ドイツ、中国です。日本は挙げていません。同盟国への配慮が見えます。しかし、前回述べたように、ドイツ、中国は関係ないです。現にメルケルさんは、「ユーロはドイツには安すぎる」と余裕を見せています。日本がどう対応するかは、現時点ではわかりません。政策を予想するのは困難です。だから、やめます。個人的には、「円安」に固執する理由は、輸出企業と日銀と政府以外にはないように見えます。


ここ10年は80円から120円のボックスを動いてきた。それをはずれたら要注意。
ここ10年のドル円チャートです。

今後のドル安、円安の両要因を列挙すると。
(円高ドル安になる要因)
1 米政府が、自国内の工業を守るために、ドル安を望んでいること。
2 日米で比べると、インフレ率が米国の方が高いこと。したがってドルの方が減価が激しいこと。
3 米国の経常赤字は世界最大で巨額であること。
4 日本の経常収支は大幅な黒字であること。
5 原油価格が今後も低値安定して推移し、日本の貿易収支は悪化しそうにないこと。
6 相対的に日本の企業業績はよく、失業率も低いこと。
7 日本の観光業が伸びており、経常収支がよりよくなる傾向にあること。
8 今までの、日本の海外債権は膨大でそれからの収益が好転していること。
(ドル高円安要因)
1 米国の金利が日本より高いこと。
2 米国の金利が今後も上がりそうなこと
3 米国の人口が今後も増えること。
4 日本の人口は今後減ること。
5 東アジアの情勢がリスクが多いこと。中国、北朝鮮、韓国、台湾、日本近海など。

これから考え得るシナリオとしては、
1 購買力平価(90円くらい)に向かって緩やかに動く。
2 100円~120円のボックスで動く。
3 120円を超えて円安が進む。
が考えられます。いずれにしても、この数か月で日米両政府の対応がわかります。


以上です。みなさまのよい投資を!


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