チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

アーリーリタイアのすゝめ。(1)反対派勢力に対抗する心の準備編。

 米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
米国株も5月までは順調に上昇すると思いますが、少しの調整は当然あるでしょう。利上げもほとんど織り込んでいるようですし、すぐには動きづらい局面です。
 
 そこで、今日は「アーリーリタイヤ」について、考えてみたいと思います。
 このブログのグループの中にも、「アーリーリタイヤ」目指している方は多いです。有名な方も多く、また、達成している方や、順調に計画を進めていらっしゃる方も多いです。私も「アーリーリタイヤ賛成派」です。
 私は、ちょうどこの2月でリタイヤしましたが、今65歳ですから「アーリーリタイヤ」とは言えませんし、そううまく行った方ではないでしょう。しかし、このブログの方の中では、十分に「年寄り」でしょうから、今の感想を書きたいと思います。
 リタイヤのチャンスは、7年前と、2年前の2回ありました。カミさんも、リタイヤには賛成してくれていたし、(むしろやめたら)といってました。しかし、しがらみみたいなものもあってやめれませんでした。(カミさんは、結局あなたがまだ仕事したかったのよ)と言ってますが。今では、もっと早い方がよかったなと思っています。自分が選択したことなので、後悔はしてませんが。
 その理由は、自分がしたかったことが、体力・気力の低下とともに、だんだん小さいものになっていくからです。やはりある程度若くないとできないことも多いです。 


 私たちは人生の多くを仕事に費やしている。
 私たちは、学校を出た後の、多くの時間を会社または仕事に費やします。それは、時間や・体力だけでなく、人間関係をも含みます。特に日本ではその傾向が強いことが指摘されています。まさに、私たちの生活のほとんどを占めているといっても過言ではありません。そのことは当然多くのストレスを生みます。


 仕事を生きがいと感じている方々もまた多い。
 ところが、一定の割合で、そのことが好きな人たちがいます。大きな会社だったり、自慢できる仕事だったり、重要なポジションについている人にその傾向が強いようです。世の中で「勝ち組」と呼ばれている方々です。その方々は、なるべく自分のリタイヤを後ろにずらそうとします。リタイヤ後も、初対面で、「あなたはどこで何をしていらっしゃいましたか?」とまず聞くタイプの方々です。


 同じ会社の人には、リタイヤ希望は漏らせない。
 人は、自分の価値観を中心にものをみます。「会社のメリットは大きい」と考えている人たちもいる中では、「自分はなるべく早くリタイヤしたい」とは言えません。会社への忠誠心を疑われるからです。「辞めたいというのは、よほど現状に不満があるに違いない」というのが、彼らにとってはコンセンサスです。
 また、居酒屋で、会社や上司の悪口を言い合うまでは、仲間の連帯感で許されるかもしれませんが、「オレはあと3年でこの会社辞める。今着々と準備もしている」と言ってしまったら、あなたはもう仲間ではありません。会社への「裏切者」です。よくて、「逃亡者」です。その後、だれもあなたに話しかけてはこないでしょう。
 同じ理由で、同級生にもうっかり言えません。「あいつ相当追い詰められてるんだな、早くやめたいなんて言ってたよ」とあなたのいないところで、ネガティブに広まるからです。だから、世論に逆らって、自分を貫くには、「信念」に加えて「孤独」にも耐えねばなりません。


 本当は自分の働く期間は自分で決めていいはずだ。
 以前は、定年は50歳でした。だから、50歳でやめることに誰も疑問は感じませんでした。それが55になり、60になり、今は何となく65歳です。高齢化が影響しているのでしょう。70歳というのも話題になっています。だから、リタイヤの時期は普遍的なものではありません。時々の世論で決まるということなのでしょう。だから、「自分は50歳で仕事はリタイヤする」というのは私はもちろんアリだと思います。私も55歳を考えていました。でも、なんやかんやで5年や10年は後ろにずれやすいです。


「仕事至上主義」の人たちの信念は固い。
 世の中の「仕事第一主義」や「仕事を通しての社会貢献」、「現役でいてこそ一人前」という方々は、現在日本の「主流派」です。戦前の「軍人第一主義」のようなものです。当時かれらに、「軍人が特にえらいわけじゃないよ」とか言ったりすると、それこそ、「特高警察」に引っ張られて、「帝国軍人を愚弄した」とかいって尋問されたでしょう。時代の流れは彼らにあったからです。
 現在も、テレビで、高齢の芸能人やらが、「できる間は一生やりますよ、それが自分のお務めですから」なんていって受けています。視聴者は、若いほうがいいと思うのですが、「年寄支配」は日本の文化です。
 だから、「アーリーリタイア」を目指すあなたが、そのような文化の方々の理解を得ようとするのは、とても難しいことです。それが身内だと、あなたの計画の障害になるかもしれません。特に女性は、大きな変化を嫌いますから、「せっかく敷かれているレールを踏み外す」ように感じるかもしれません。早くから、自分だけの秘密にせずに話し合っておく必要があります。でないと、「今年リタイヤするぞ」とか言っても奥さんは決して納得しないでしょう。


「やめて何するんですか?」とみんな聞きます。
 「はい私は〇〇をします」と言いたいのですが、この〇〇がとても、難しいです。旅行とかスポーツとかですと、「遊び人」みたいに思われるかもしれないし、そうかといって、「寺に入って修行します」とかいうのも変人ぽいです。「ボランティアに専念します」というのも、その後の活動をチェックされそうです。つまり、そうそうかっこいい大義名分は転がっていません。何とか答えたとすると、次の質問が飛んできます。「それは、今の仕事しながらじゃあできないんですか?」
 とにかくやっかいです。一番いいのは、家族で△△に移住してのんびり暮らします。という「田舎暮らし」「移住派」宣言かも知れません。でもそれだと本当に移住する必要があります。


 リタイヤ後の「お金」の準備と並行して、「心の準備」を的確に進めておかれるのが、大切だと感じます。次回は、「アーリーリタイヤのすゝめ」お金の準備編を予定しています。


では、みなさまのよい投資を!


お願い。
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よろしくお願いします。


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