チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

アーリーリタイヤのすゝめ。(2)「必要なお金」編

 米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
今日は、前回に続きで、「アーリーリタイヤのすゝめ(2)」で「必要なお金」編です。


 たんまり儲けて、「ゆうゆうリタイヤ」は現実的ではない。
 理想の形として、「しこたま儲けて、南の島でゆったり過ごす。」というのがあります。確かに、リゾートホテルのプールサイドで、カクテルでも飲みながら毎日を過ごすのは、悪くないです。
 でもそうするには、いったいいくらのお金を用意すればいいのでしょう?想像がつきません。さらに、人間は贅沢にはすぐに慣れます。金持ちがたくさんいる中では、さらに気が大きくなってお金は早く減りそうです。シンガポールに移住した富裕者の方の話を読みました。50億円持って行ったら、シンガポールの富裕層の中では一番下の方で、子供が、「ウチはお金持ちじゃあないからがまんしなきゃあいけないよねパパ」って言う。というのがありました。
 だから、リタイヤ=「バカンスの日々」と考えるのは現実的ではないと思います。


 現実的にはいくらあれば十分?
 リタイヤ後に全く収入がないと仮定すると、①持ち金を取り崩す②配当などで暮らす。③そのミックス。ということになります。
 理想的なのは、②の配当などで暮らすことです。私の買っている米国株では、約3800万円の投資で、配当が月に手取り10万円になります。3800万円というとずいぶん大金の感じがしますが、30歳から月に10万円ずつNISAで米国株を買っていれば、50歳で十分到達するでしょう。さらに60歳では8000万くらいにはなるでしょうから月に20万円もらえてさらに元本には手をつけないで済むことになります。(持ち株の上昇や下落はもちろんある)60というのは今ではアーリーリタイヤとはいえませんが将来は十分早いうちに入るでしょう。


 退職金がもらえる場合。
 50歳で3800万円の投資があり、手取り10万円が配当で確保できているとすると、もし、1200万円の退職金がもらえるとすると、月に10万円取り崩せますから、60歳まで月に20万は入ります。60歳からは年金も入りますから大丈夫という、見通しができます。


 リタイヤしても収入がある場合。
 仕事として、義務を課せられて働くのと、時給は安くとも、自分の意思で働くのとは、意味合いが異なります。だから、適宜、働いて収入を得る選択肢もあります。その分、持ち金を減らさないで済みます。


 必要最低限で考えていればいい
 早期にリタイヤしたいという方は、どうしてもしたいことがある。という方もいらっしゃるでしょうが、「こんな仕事ばかりの人生とはおさらばしたい」という方も多いでしょう。その場合、前回述べましたが、なかなかすんなりはやめられないものです。根がまじめで一生懸命取り組んでいるからそう思うわけです。リタイヤへの道が見えてきたころには、重要なポストや仕事を与えられたりするかもしれません。「あと〇年だけやってくれ、頼む」などと言われるかもしれません。会社にしがみついている人材ではないですから、会社にとってはいてもらう方が得なわけです。
 何やかんやで、お金の算段がついても、計画通りにいくとは限りません。後ろにずれることはあっても、前倒しにはならないでしょう。だから、目標の投資やお金は必要最小限でいいと思います。後ろにずれればそれだけ余裕が増すわけですから。


不動産経営の場合はリタイヤというより不動産業への転職といえる。
 アパート経営などの不動産経営によって会社を辞められた。というのが流行っています。もちろん、素晴らしいことです。ケチをつける気はありません。でも、私は、不動産経営というのは、米国株の配当とはかなり意味が違うと思います。つまり、不動産の購入に始まり入居者の確保やメンテナンスなど経営することが必要な点です。経営力によって収入に大きな差が出ます。誰もが同じ収益が得られるわけではありません。また、出口戦略が重要だといわれますが、10年後、20年後の不動産市況は、米国企業の見通しよりも不透明です。
 でも、不動産の方が有利な点もあります。お金を借りて運用できる点です。この点がフルに活用できる方で、不動産の経営力がある方は、株式投資よりも有利と言えます。


 何年も仕事をしていると、きつくて、「もっと違う生活もあるんじゃあないか」と思えてくるときがありました。そんなときに一つの選択肢として、「早期リタイヤ」の具体的なプランを持っていると、ストレスが少なくなり、余裕が生まれると思うのです。そんな、皆様の何かの参考になればと思い、僭越ながら、書かせていただきました。


それでは皆様のよい投資を!


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