チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

米国株投資はETFと個別株どちらが有利?

 米国株投資家の皆さまこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
今米国株は高値圏にあり、割高かどうか、そして、買いかそれともSTAYかは悩ましいところです。私は割高とは思っていません。しかし、もちろん「いけいけどんどん」の状況ではないので慎重であるべきだとは思います。割高かどうかの論議はまたの機会にします。今日は、投資対象としてETFと個別株のどちらが有利かの検証をしたいと思います。


インデックスファンドはアクティブファンドにまさる。
ことが証明されています。投資のプロが運用してもほとんどのアクティブファンドはインデックスに勝てません。ですからインデックスに連動するETFはとても有利です。


代表的なETFは経費も安い。
NY上場の代表的なインデックス連動ETFを見てみます。
     (以下資料はyahoo financeより3月20日)
VOOバンガードS&P500連動(米国の代表的な企業500社の株価に連動します。)
 218.56ドル年間経費0.05%配当1.91%
DIAスパイダーダウ連動ETF(米国を代表する30社の株価に連動します)
 208.86ドル年間経費0.17%配当2.18%
VTバンガード全世界ETF(新興国を含む全世界の株価に連動します)
 65.69ドル年間経費0.05%配当2.26%対象銘柄3650
VWOバンガード、MSCI新興国インデックス連動ETF
 218.56ドル年間経費0.15%配当1.91%
 NY上場ETFの長所は
①1株から買える
②コストが安い
③NISAでは手数料が無料のところが多い。NET大手3社では無料です。
④インデックスとの連動率が高い。
 逆に短所は
みあたりません。永久保有ももちろん可能です。定期積み立てなどすれば、時間軸でのリスクも分散できます。ということで


結論
米国への投資としてインデックスETFはとても優れている。


私が、ETFに投資していない理由。
 でも、私は現在ETFには投資していません。すべて個別株です。ETFが嫌いなわけではもちろんありません。それは、「私の目的に合うETFがない」という理由です。
 私の目標は、年間150万円(税込)の配当を得ることです。高配当のETFとしては
VYMバンガード米国高配当株式427銘柄 78.93ドル配当2.5%経費率0.09%
HDViシェアーズコア米国高配当74銘柄 85.30ドル配当3.19%経費率0.12%
VIGバンガード米国配当貴族185銘柄 91.44ドル配当2.02%経費率0.09%
を検討しました。VYMですと150万円の配当を得るためには、6000万円の投資が必要です。でも現在のように高値圏にあるときには、なるべく投資額は少ない方がいいです。安くなった時に買う余力が大きいからです。
 一方私の買リストの銘柄の配当の平均は約3.8%です。4000万円ほどで目標に達します。昨年10月から投資して現在残高は9.5万ドルほどです。これからもじっくりそして着実に買う予定です。


個別株のいい点は
①勉強できる。個別の株を買うためには、会社の研究が欠かせません。業界の研究もいります。これからも、市場はすんなりいくとは思えませんから、投資リテラシーを高めておくことが大切です。その目的のためには個別株が適しています。私の目的の一つもこれにあります。
②経費がかからない。私は永久保有ですので、買うとき以外は、経費は掛かりません。ETFの経費が安くなったとはいえ、ゼロにはかないません。
③リスクを抑えるために、多くの銘柄を保有する必要はない。
 シーゲル博士の本でこれを知りました。例えば、VHTという有名な人気のあるヘルスケアETFがあります。VHT139.43ドル配当1.33%PER57.77経費率0.09%銘柄数356。
 私はヘルスケアでは、JNJとPFEファイザーを3:2で買っています。配当は3%以上あります。(3.3%あったが株価上昇で、下がった)VHTの2倍以上の配当です。PERも上昇しましたがいまでも25ほどです。ヘルスケア分野では数銘柄で十分と考えています。
 リスク分散のためなら全体でも10ほどもあれば十分と思います。私も何とか20以内に抑えるつもりです。


高値圏では中小株が上昇しやすい。
将来、株価が下落するとしたら、中小株の方が下落幅が大きいです。経営体力がないからです。もちろん大型株も下落しますが下落幅が小さく立ち直りも早いです。現在のように高値圏にあるときは大企業中心に慎重に選んで買っていく方が、下落への抵抗力があると考えています。


(まとめ)ETFが無難だけど、個人の目的によっては個別株がいい面もある。


追伸
 最後に、もう一つ有力な投資手段があります。バークシャーハサウエイです。投資の神様、ウオーレン・バフェットの会社です。自社でも保険や鉄道など経営もしていますが、有力企業への投資もしています。機関投資家向けのAと個人投資家向けのBがあります。BRK-Bバークシャーハサウエイ172.82ドルPER17.71配当0%
 特色は配当がないということです。これは実は投資家にはとても有利なことです。税金がかからないからです。配当の累積再投資をするコストがゼロです。現金が必要なら売却すれば、その時だけ配当と同率の税金を払います。税対策としては理想的です。
10年チャートです。リーマンから3倍強になっています。

次にダウとの比較です。10年です。(楽天証券)

ダウは米国では最強の30社ですが、配当がないことを考慮しても、十分な成績です。
私も、配当での目標のめどがついたらぜひ買いたいです。リスクはバフェット氏が高齢なことだけです。


長い文をお読みいただきありがとうございました。
それでは、みなさまのよい投資を!


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