円安ドル高はさらに進むか?FRB利上げの影響は?
米国株投資家のみなさんこんにちは。米国株永久保有を目指すチンギスハンです。
FRBの利上げを受けて今ドル円117.8円です。米国株保有者の方は円換算の含み益は増大し続けているでしょう。気分がいいことでしょう。私は、まだ買い初めなので、買いにくくなったことの方が痛いです。
さて、以前「円安はしばらく続く」というレポートをさせていただきました。最初「円安は進む」というタイトルでしたが、予想めいたことを確かな根拠もなしに書くのは控えようと思い変更しました。あの時からさらに円安が進んだわけですが今後どうなるかは実は私にもさっぱりわかりません。ですので、過去の投資雑誌で予測されている専門家?の記事を読み直しました。でもわかりませんでした。(はずれでした)そこで自分もまったくわかりませんが勉強のつもりで再度検証しました。よろしければご参考にください。
FRBの発表は予想通り0.25%のFF金利上げで0.5~0.75%になりました。来年の金利引き上げ見通しがコンセンサスは9月の2回から今回3回になったというのがサプライズというのが解説でした。これには私は驚きました。なぜなら、昨年の12月の利上げの時の予想は今年2016年の利上げは4回がコンセンサスだったはずです。でも結局できたのは今回の1回だけでした。
確かに9月では2回が予想だったので1回増えたということです。しかしそれがどうしてそんなにサプライズなのか私には全く理解できません。だって1年前の予想の4回の利上げが結局1回できただけで予想と実績とが違いすぎます。例えば80点取るよといってた中学生の子供が20点しか取れなかったわけですから、今回は40点しか取れないといっていたのがやっぱり60点取目指すよといったからといって、「おおすごい、さすがだ」となるでしょうかか?
これからの3回やるというのもいろいろおこったりして「今回は見送り」というのも出てくると思いますが。
細かいことは素人の私にはさっぱりわかりませんから、発表された事実だけを素直に見てみます。
FRBメンバーのFF金利(公定歩合)予想。
2016年末 2017年末 2018年末 2019年末
0.65% 1.4% 2.1% 2.9%
要は0.75%ずつ毎年上げたいようです。年3回ですね。
次に長期金利です 現在 2.6%です。
次に過去10年の米国長期金利(10年国債)
次に金利差とドル円です。
ピッタリ符合していますね。
自分にもやっと少しわかってきました。
つまり今回専門家の方があたらなかったのは、米国の長期金利の上昇が読めなかったということなんですね。日本の方は日銀がバンバン国債買ってますしこれからも買うでしょうから今の0%近くですよね。ということは米国が今の2.6%からこれからどうなるかということですね。
一方FRBメンバーによるインフレ予想は 2017年末1.9% 2018年末が2.0%です。
なるほど、これからは米国長期金利とインフレを注視していかなければいけませんね。
結論
長期はわかりませんが、短期的には、ドル円は進むかよくて今くらいというところでしょうか。私が望むドル安はしばらくは期待薄ですね。
この水準で米国株を買うかどうかを検討します。
以上チンギスハンでした。
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