チンギスハンのブログ。米国株、永久投資。

米国株高配当安定株に永久投資します。地方在住60代で今年3月リタイヤします。年金が少ないので米国株投資で月10万円の配当を目指します。以前の投資で増やした資金で少しずつ買っていきます。一緒に意見を交換できたらうれしいです。

トランプ政権はドル高政策とは決まってない!

 米国株投資家の皆さんこんにちは。米国株永久投資を目指すチンギスハンです。
 NYダウも最高値を更新しています。保有者の方は「にんまり」といったところでしょうか。
 私のようにドルを持っていないものはいつドル転するかが大きな問題になります。今118円ほどですが、ドルの先高観が強いです。早目にドルに換えておく方がいいのではないかという考えもあります。そこで今日はドル転へのタイミングを検証しました。


 日銀は「円安推し」を継続!
 今日の日経新聞に黒田日銀総裁の発言が載っていました。①長期金利を0%に維持する。②現在の為替水準は円安だとは思わない。以前レポートさせていただきましたが、やはり政府日銀の「円安大好き」は継続しています。都合がいいのでしょう。長い目で見れば、円安に甘えないでもやっていける強い競争力を持った産業体質への努力が期待されますが、為政者には目先にしか関心がないようです。その点も私が米国株に投資する理由です。


 ドル高円安の根拠はない!
 愛読している「週刊現代」の今週の記事をみたら、2017年の予測で日経平均がすごく上昇するという内容がありました。その根拠の一つに「トランプ政権はレーガン政権に似ているのでドル高政策をとる」そしてドル円は140円へと円安が進むだろうという記事がありました。根拠はレーガン政権に似ているという以外はありませんでした。日本の中で、①日本株の先高観をあおる②円安が進むという雰囲気ができつつあるのかな?と思いました。
 しかし、投資家にとって雰囲気や好き嫌いで投資判断をするのは危険です。ここは事実を中心に科学的に思考したいものです。トランプ政権はドル高をとるとは一言も言っていないですから。


 過去のドル高政策の概要。
 過去を調べてみました。
1971年8月  ニクソンショック。ドルと金との交換を停止。
1976年1月  変動相場制になる
1981年1月~1985年初め レーガン政権によるドル高政策
 ドル円 200円~260円へ  高金利による財政赤字とドル高による経常赤字の双子 
              の赤字を招いたと書いてあります。
1985年9月  プラザ合意 ドル安へ
 1988年 120円へ    日本の機関投資家が大損したと書いてあります。
1995年8月~1998年8月  クリントン政権ルービン財務長官によるドル高政策
  79.95円→147円   ドル高政策の理由はメキシコ通貨危機での米国からの資本
            流出懸念
            資金が米国に流入して長期金利低下→株高→財政黒字
            いいことづくめですね。

   上はドル円長期チャート (株価データ倉庫より)


  「トランプ政権はドル高政策をとる」の根拠は現時点ではない!
 過去のドル高政策には、それぞれ資金流出を防ぐとか、貿易赤字を海外からの資金で補いたいとかの理由がありました。そこで、米国の経常収支の対GDP比のチャートを見てみますと(世界経済のネタ帳より)

 2007年をボトムとして改善しています。最近はシェールオイルの恩恵でエネルギーの輸入が減っているのが特に大きいでしょう。経常収支を心配する状況にはないです。また、資金流出の心配はこれまたありません。むしろ、資金が米国に集まりすぎています。中国では今年12か月で1兆ドルが海外へ流失したとありました。深刻ですね。ここまでくると資金逃避(キャピタルフライト)です。当局は人民元を買い支えていますが急速に外貨準備を食いつぶしています。流出先は大部分が米国です。
 今後の見通しでも現時点で、米国が資金を心配する面はないです。(流入を続ける資金がバブルを起こす懸念は大いにある)
 だから、トランプ政権がドル高政策をとる必然性はありません。むしろドル高が、過去のレーガン政権でも現れたように、産業界の(工業)弱体を招きます。これはトランプの公約に反します。ラストベルト(錆びた工業地帯)はますます錆びつくことになるからです。


 現時点ではニュートラルがベスト!
 トランプ政権の出方がわからない以上、ドル高円安を見越して安易に動く(ドルをたくさん買う)行為はリスクがあります。また、円安期待の日本株買いも同じです。根拠のない報道に惑わされる必要はありません。(彼らも本を売るために必死なんでしょうが)
 自分は割安株を買うのに必要な分だけドル転していくつもりです。


以上チンギスハンでした。
長い記事をお読みいただきありがとうございました。
みなさまのよい投資を!



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