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減産合意の石油メジャーは買いか
ダウ構成銘柄買い時探訪第３弾
石油メジャー、XOM、エクソンモービル、CVXシェブロンの買いはアリか。
米国株投資家のみなさんこんにちわ。米国株の永久保有を目指すチンギスハンです。
今回は自分のスタイルとはちょっと違うのですがOPEC総会で減産合意ができて注目中の石油関連株は買いか検証しました。他の投稿者の方のように理路整然と、また資料豊富ではありません。あくまでひとつの意見として参考にしてください。
１ 12月２日の株価は 株価 PER 配当 ダウの犬
XOMエクソンモービル 87.04 40.67 3.45％ 7位
CVXシェブロン 113.0 N／A 3.81％ 4位
業績については、とにもかくにも石油価格次第です。バーレル何ドルが採算ラインかは私はよくわかりません。４半期決算からみると今年の年初のような２５～４０ドルでは採算は合わないのでしょう。ですから、今後の油価しだいでしょう。私の方針として、予想はなるべくしないことにしています。しかしそれではレポートが成り立ちませんから大まかにまた勝手に述べさせてください。今度の合意で、OPECとロシアが減産の意図があるようですから、（実態は全く未知数ですが）今後は下値が限られるように感じます。従って４０～６０ドルくらいで動く可能性が最も高いように感じます。もっともアメリカのシェールオイルもありますから上値は限定されるでしょうから、今回の好材料を過大に受け止めるのは危険だと思います。それよりは、この株の特性を利用して違う意味の保有の価値を検証しました。
２ チャートは
下記にXOMとCVXの１０年チャート、XOMの２年チャートを載せました。
XOMの方が安定しています。鉱山株の割には安定しています。BHPビリトンなどと比べると安心感があります。
３ どうとらえるか。 高回り利付転換社債として使えるかもしれない。
エネルギーの需給は、予測の難しい分野ですからここでは私は述べることができません。そこで自分ならこの銘柄をどうとらえるかを、述べさせてください。
この株を永久保有するかどうかは難しいです。２０年先のエネルギーの状態が全く分からないからです。その面では生活用品やコーラの方がわかりやすいです。でも、どちらも時価総額といい、業績といい巨大企業で安定しています。どちらもダウ構成銘柄です。業績が悪くても高配当もしています。それに鉱山株としてとらえると安定しているし、今後も必要な企業です。だからとても評価が難しいといえます。
自分はこの株を転換社債と見てみました。３％超の配当は社債としては十分です。
長期保有のつもりで保有して、チャンスがあれば売る。ということです。自分は永久保有を目指しているのでちょっとスタイルが違いますが。当面の下値は越した感じですから、保有して配当をもらって、何割か上昇したらより有利な投資があれば、売却する。そう考えると、シェブロンの方が値動きが激しくて、配当も少しいいので魅力的かもしれません。売買の判断ができる人向きですが、ダウ構成銘柄の中ではエネルギー価格という世界的な需給により波がきてそれでいて高配当というのは使える銘柄といえます。
４ 買いのタイミングは
私にはチャートからこの株の買のタイミングは見つけられません。また、グッドニュースが出た現在今が有利かどうかの判断もつきません。今の世界的な強気もちょっと行き過ぎの気もします。しかし、今でも高くはないと思いますしさらにいい買い場も近いうちにあるでしょう。自分的には、永久保有にはちょっと難があるので今すぐの買いはないですが、仕入れが進捗すればどちらかの購入を考えたいです。
ちなみに
５ 銘柄の検証については
①自分の予想をなるべくしない。
②データを都合よく解釈しない。
③わからないことに首を突っ込まない。
ことを心がけています。
追伸
新参者にしては、ずいぶん書きますね。
というお便りをいただきました。ありがとうございます。
そうですね、自分としては、このようなブログを書いていらっしゃる中では新参者、
また、米国株を本気で買い始めた中では新参者という意味です。
投資自体は、年相応に４０年弱の経験をしてきました。しかししっかり勉強もしなかったので、リターンも得ましたが大きな損失も何回も経験しました。儲けたいという気持ちが強すぎたかもしれません。もう数か月でリタイヤというタイミングになって、しっかり勉強して着実な投資をしたいと思うようになり、そのためには自分の研究をこのような場をお借りしてどんどん発表していくことが自分にも役立つと思い載せさせていただいています。
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